外はすっかり真っ白の冬景色。

白い吐息が一層寒さを演出する。

だが、目の前にいる彼女には無縁の言葉のようだ。

寒さなんてみじんも感じさせない光り輝く笑顔。

冷え切った心も体も一瞬で吹き飛んでしまう。

彼女がいてくれれば、冬の寒さはアクセントだ。

北風と太陽の話のように、彼女の陽には冬風は形無しだ。

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