あ、来た！！

待ち焦がれていた少女は思わず笑みを浮かべる。

ずっと、ずっと窓辺でその姿を想像し、頭の中で想像を膨らませていたのだ。

今にでも飛び出していきたい思いをぐっとこらえる。

楽しみにしてずっと待っていたことがバレたら恥ずかしいし、それに…この幸せがずっと続いてほしいから…。